運の総量
日本には、運を「貯める」とか「使う」といった概念がある。(外国は知らない)
すごくラッキーなことがあると、「運を使い果たしてしまった。この後悪いことが起こるかも。」と思ったり、じゃんけんで負けると、「ここでは運を貯めてるんだ」と負け惜しみ言ったり。
この考え方は何なのだろうか。
運が良い、と感じるのは、期待値よりも自分に都合の良いことが起きたとき。
逆に、運が悪い、と感じるのは都合が悪い、と感じるとき。
実際は、起こったことに意味はなくて、ただの偶然。
であれば、期待値を下げていれば自然と、運が良いことが多い、幸運な人になれるのではないか。
この考え方に則ると、自分のことを幸運だと思う人は、周囲や偶然に期待しない人。
だから、ご機嫌な事が多いし、周囲や環境に感謝もできる。
幸運な人になりたい。
「運」という、科学で扱いにくいテーマを、ロジカルに考えてみたい。