世のために、まずは知ること
歴史や地政学への興味が増していく昨今。
理由はもちろんウクライナ情勢だが、もともと歴史好き(高校の得意科目は理系のくせに日本史。先生が良かった。)で、世の中で起こっていることや、その因果関係を知る、理解することを面白いと感じるタイプ。
ただ、同居人はちょっと違うタイプのようで。
ウクライナでの悲惨な状況を見ると悲痛そうにして「自分に何ができるか考える」とのこと。
寄付するくらいしかできないのが苦痛そうな様子。
自分の場合は、世の中の大きな流れの中で、自分にできることなんか無いと思っているので、あまり「自分に何ができるか」とは考えなかった。
ただ、以下の一連のツイートを見つけたときにやはり、まずは知ることが大事なんだな、と思った。
私は日本のテレビ局にウクライナ情勢について取材を受けるたびに、「ウクライナからの難民はもちろん、シリア、アフガニスタンやミャンマーなどからの難民も寛容に受け入れて支援するべきだ」と毎回コメントしていますが、必ずカットされます。
— Teppei Kasai (@TeppeiKasai) 2022年4月18日
世の中で何が起きているのか、それはなぜなのか、どうあるべきなのか。
その働きかけとして、直接のアクションは難しくても、知って、人に伝えること、意思表明することを草の根的にしていくことは、時間をかけて世論を作っていくのではないか。
短絡的なPRやプロパガンダに流されず、自分でしっかり事実を知り、因果関係を理解し、どうあるべきかを考え、伝えること。
正義や善悪に正解は無いけど、自分の立場で自分の考えるあるべき姿を、自分の中に持つことは、自分の人生を豊かにする上でも大事なことな気がした。