『民間防衛 スイス政府編』を読んだ
積ん読していた本を、ウクライナ危機で思い出して引っ張り出してみた。
永世中立国として、専守防衛ではあるが有事に備え自国で防衛力を持つ国が、国民に何を課しているのかと。
興味深かったのは、
・核攻撃時の対応
・情報戦(プロパガンダへの警鐘)
・占領されたときの抵抗活動
ここまで整理してまとめているとは。
我々日本は、核の傘の元、正直平和ボケ感は否めない。
安全保障について、日米同盟だけで大丈夫なの?と考えることはあっても、他国から攻撃を受ける、ということを真剣に想像することは正直これまでなかったと思う。
ただ、中国・韓国などの隣国は、領土問題のある島に対し少しずつ実効支配を強めている。
将来的にもっと大きな火種となっても不思議ではないし、国として、国民としてどうあるべきか、興味がある人は読んでみては。
国家や権利というのは、戦って勝ち取った歴史の産物。
保ち続けるためには戦い続けなければいけないんだろうけど、それと一個人の命と、天秤にかけるのは永遠の問だなぁと考えてしまう。。