もふるの日記

心身ともに健やかであること

過疎

鹿児島県で、鹿児島市以外の市町村が過疎地域指定されているという記事を見かけた。
島根県は全市町村が過疎地域のよう。。)

 

www3.nhk.or.jp

 

出水市企画政策課は「これまでも少子高齢化や人口減少などの課題を抱えていたが、過疎地域として指定されたことで国の支援をいただきながら持続的な発展にいっそう努めたい」とコメントしています。

過疎地域なのに「持続的な発展」とかしなくて良くないか?
「持続的な発展」のために、コンパクトシティとか効率的な都市計画すべきじゃないか?
こんなのに国家財政使うのか?

 

最初に持った感想はこんな感じだった。

過疎地域って今どのくらいの規模なのだろう、と調べてみると、過疎地域の人口を足し合わせると東京都の人口に匹敵する。
そして、面積にすると半分以上。

過疎市町村の数は885、全国の1,718市町村の51%に当たります。(令和4年4月1日現在)
 過疎市町村の人口は約1,162万人余(令和2年国調人口)、全国の人口の9%余に過ぎませんが、その面積は日本国土の約6割を占めています。

 

www.kaso-net.or.jp

このような地域に住む人は、長年住み続けている人が多く、地域への愛着が強い。
というか、他の地域に移ることに強烈な拒絶な反応を見せる。

このような人を動かして、コンパクトシティ化、都市計画の効率化なんて言い出したら、政治家は選挙に受からないわけだね。

これが民意か。。

 

ちなみに「過疎地域」とは、ざっくり言うと人口減少が続いている地域のこと。

 

ここまで調べてみてふと思った。

日本国土の半分以上の面積が過疎化。
仮にこれがそのまま無くなったら、農産業、観光業等で大きな打撃があるのではないか。

そんなデータあるかな?

失われていく文化もあるだろうし、整備されない手つかずの自然だけが残ったときに何が起こるのだろう。

 

思考実験してみると面白いかも。

財政だけの問題ではないかもしれない。